
スタジオを利用中の藤原京子さんの個展を開催いたします。トークイベントやワークショップもございますので、ぜひこの機会にご高覧ください。
ガラスと金属を主素材とする本展は、彫刻、インスタレーション、写真によって構成される空間を通して、光がもたらす視覚体験の可能性を探ります。直径2メートルのガラスシャンデリアを中心に、ガラスの屏風、ステンドグラスを想起させるレリーフ、それらを写真として再構成したシリーズなど、空間全体を意識した作品を展開します。ガラスの透過性や反射、脆さといった特質を手がかりに、「存在の儚さ」「内と外の境界」「神聖と世俗の交差」を可視化します。
《Glass Chandelier》では、鋭利なガラス片を組み合わせたシャンデリアが現れます。華やかさと危うさが同居するその造形は、美の内部に潜む脆さを象徴的に示します。《Glass Coffin》では、割れたガラス片によって静寂と光を内包する棺が形づくられます。終焉と永遠という相反する概念が、ひとつの形態のうちに結晶します。作家はこれまで、ガラスと金属を用いた制作を通して、現実の背後に広がる静謐な世界へのまなざしを探求してきました。内と外、聖と俗、永遠と終焉が溶け合う「境界」にこそ真の美が宿るという視点のもと、鑑賞者の感覚と意識に働きかける空間を提示します。
[会 期]2026年2月14日(土)~2026年3月15日(日) ※会期中無休
[時 間]11:00~17:00(最終入場16:30)
[入場料]無料
[会 場]ART FACTORY 城南島 4F
助成:公益財団法人野村財団
●関連企画1:トークイベント
美術史家・美術評論家の水沢 勉氏を迎え、作家とのトークイベントを開催します。
[日 時]2026年5月23日(土) 14:00~14:45
[会 場]ART FACTORY 城南島 4階
※ご予約不要・無料でご参加いただけます。
【水沢 勉(みずさわ つとむ)】
美術史家・美術評論家
1952年横浜生まれ。1976年慶応義塾大学美学美術史学科卒業。
1978年同大学院修士課程修了後、神奈川県立近代美術館に学芸員として勤務。
2008年横浜トリエンナーレ2008「タイムクレヴァス」総合ディレクター。
2011年より2024年まで神奈川県立近代美術館館長。
単著に『この終わりのときにも 世紀末美術と現代』思潮社、1989年、『エゴン・シーレ まなざしの痛み』東京美術、2023年など。
●関連企画②:「黒ガラスのレリーフをつくるワークショップ」
本ワークショップでは、展示作品のシャンデリアと同じ黒ガラスを使用し、金属やゴムのパーツを自由に組み合わせて、レリーフ作品を制作します。
異なる質感や素材が重なり合うことで生まれる、思いがけない表情やリズムをお楽しみください。
はじめての方でも安心してご参加いただけます。
お子さまから大人の方まで、どうぞお気軽にご参加ください。
[進 行]藤原京子(アーティスト)
[日 時]2026年6月6日(土) 14:00~15:30
[会 場]ART FACTORY 城南島 2階
[参加費]500円
[定 員]10名 ※要予約、先着順
[対 象]どなたでも
[ご予約] https://forms.gle/apzBbQ7hH7LwWP22A





